キヤノン株式会社と国立文化財機構の文化財活用センターは、「文化財の高精細複製品の制作と活用に関する共同研究プロジェクト」の一環として、皇居三の丸尚蔵館が所蔵する国宝「唐獅子図屏風」の高精細複製品を制作しました。このプロジェクトは、文化財に親しむ機会を提供し、より深い文化体験を促すことを目的として2018年から取り組まれています。これまでに15作品の高精細複製品が制作され、展示やアウトリーチプログラムを通じて一般に公開されてきました。

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「唐獅子図屏風」は、右隻が狩野永徳筆、左隻が狩野常信筆の国宝であり、非常に大きな屏風です。制作には特定非営利活動法人京都文化協会とキヤノンの「綴プロジェクト」の技術が活用されました。このプロジェクトでは、キヤノンのイメージング技術と京都の伝統工芸の技術を融合させ、オリジナルの文化財を忠実に再現しています。

完成した高精細複製品は、東京国立博物館の体験型展示スペース「日本美術のとびら」で2024年6月30日まで一般公開されます。展示では、ガラスケースがなく作品を間近で鑑賞できるため、作品の迫力や筆遣い、色彩などをより深く体感することができます。

展示期間は予告なく変更される場合があるため、入場料や詳細については東京国立博物館の公式ホームページをご確認ください。また、制作工程を詳しく紹介する動画も公開されていますので、興味があればぜひご覧ください。

日本美術のとびら
文化財活用センターは、2018年7月1日、国立文化財機構のもとに設置された組織です。すべての人びとが、文化財に親しみ、豊かな体験と学びを得ることができるよう、さまざまな活動を行っています。

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